人気ブログランキング | 話題のタグを見る

同性結婚の法制化へ向けて

前首相のジョン・ハワード政権では、ゲイやレズビアンはまったく認めてもらえず、とにかく評判が悪かったけど、政権がケビン・ラッドに変わってからは、法制が修正され、同性のカップルにも年金の受け取りが認められたりと、少しは前進した。

が、それでも異性者と全く同じか?といえば「NO!」

そこで、このところ世界的にも大きなムーブメントになっている同性結婚の法制化へ向けて、今月8月1日、オーストラリアの各地で、大規模なイベントが行われました!

シドニーでは、街の中心にあるタウンホールで、マルディグラのパレードにも参加しているクローバー・ムーア市長の「結婚はゲイやストレートに関係なく、すべての人に存在するもの!」っていう同性結婚をサポートするコメントに始まり、その後、ケビン・ラッドも参加している労働党全国代議員大会が行われているダーリング・ハーバーのコンベンション・センターまで行進を行いました。

そのコンベンション・センター前では、80組の同性カップルがゲイ・レズビアンの教会、メトロポリタン・コミュニティー・チャーチの牧師の前で「違法」結婚式を挙げました。自分の友達のカップルもそのうちの1組で、2人ともビシッとスーツ姿で参加!

自分たちは行進の途中から参加しましたが、とにかく人の多さにビックリ!

当日のニュースでは1,500人ってことでしたが、とにかく人が多い行進で、当日は天気も良く、多くの人にアピールできたと思います。

って、ゲイ新聞の「シドニー・スター・オブザーバー」にも書いてあったけど、ケアンズでは82%もの人が同性結婚に賛成と回答してて、過去の調査でも60%の人は同性結婚を支持しているということで、チマチマと法制を修正するんじゃなくて、潔く同性結婚を認めてもらいたいものです!

幸せを願う気持ちに、ゲイもストレートも変わりはありません!

法的にも差別されるものでもありません!

同性結婚の法制化へ向けて_a0030752_2323225.jpg


で、もう1つのゲイ新聞「SX」にはメルボルン、ブリスベン、アデレードなど他の都市で行われた行進の写真が掲載されていました。

記事によると、メルボルンの参加者が3,500人ということで、規模的にはメルボルンが一番大きかったようです。

同性結婚の法制化へ向けて_a0030752_23243312.jpg

by funnyfelix | 2009-08-12 23:24 | g-news