1万人が参加!シドニー・マルディグラ・パレード/プリ・パレード篇
今年で36回目となる「シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラ」
その最後のハイライトとなる「パレード」が3月1日、シドニー中心部のオックスフォード・ストリートからフリンダース・ストリートで約2時間にわたって行われました。
今年は、フロート数が144!
参加者は1万人ですが、実際に応募のあったのは1万2,000人近くで、運営の問題から約2,000人を断ったそうで、年々イベントの規模が大きくなっています。
そのシドニーでも有数のイベント、沿道では20万とも30万ともいわれる人たちが歓声を送ったわけですが、昨年のような警察との大きなトラブルもなく無事終了。
まずは、パレード前の様子から…
以前、パレードに参加した友達から「一番楽しかったのが、パレードの前!」
って言葉からも分かるように、全てのフロートと参加者が待機している場所は、ハッピーな空気で一杯。
他のフロートの人たちと記念写真を撮ったり、本番さながらの大音響とともに、最後のダンスの振り付けを確認したり、それに他のフロートの人までも加わっちゃって、すでにダンス・パーティー状態になってるところも…
で、やはり目に付いたのは、ロシアの同性愛に対する弾圧政策に対する批判をするフロート、すぐ分かっただけでも3つほどありました。
にしても、露出率高し!
実は、昨年、警察とのもめ事の1つに、レザー・グループの人が、皮パンツをはいていたけど、お尻が丸見えになっていて、警察から注意を受けた、ってのがあって、今年は、警察の中で、ちゃんと統制がとれていたのか「お尻問題」今年は大丈夫だったようです。
で、右側の彼、誰だかわかります?
あの、昨年、大問題になった、暴力を振るわれ警察に連行されたジェイミー君です。
その後、警察は彼に対する訴えを破棄して、彼が罪に問われることはなくなったけど、なんとまさかの…
歌手デビュー!
いきなり、マルディグラ直前のニュースで、まじビックリ!
彼は、いまだに警察官を見ると目を伏せたり、あの事件はトラウマになっているようで、相手の警察官を訴える、という話もアリ。
そんな中での歌手デビュー!
で、今年はフロートにも参加!
うーん、確かに10代でまだ幼い、とは言っても、もし少し自分のキャリアとか考えるべき。
と言うか、まわりにいる大人が、ある程度の進むべき方向を示してあげるべきだと思う。
いくらあの事件で注目を集めて、自分に俳優や歌手志願があったとしても、もっとうまい進め方はあったはず。
やはり、風当たりはけっこう強そうで、今回の歌手デビューでも、いろいろと言われているみたいだけど、個人的には、やはりまだ10代、もう少し優しい目で見守ってあげたら?って感じ。
ってことで、7時をまわるころには、道路からバイクの爆音が…
<パレード・レポートへつづく>
by funnyfelix | 2014-03-05 20:34 | Mardi Gras 14