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第二次シドニー・ラーメン戦争勃発

以前にアップした「シドニー・ラーメン戦争勃発」

あれから、もう7年。

日本の無鉄砲で修行し、地元メディアも絶賛の「がむしゃら/Gumshara」や、アジアで人気の「味千ラーメン」、さらにフードコートに進出した「一番星」など、今やシドニーでは、「ラーメン」はチャイニーズだけではなく、すっかり地元オージーにも定着。

そして、ここにきてまたまた凄いことになってます!

前回のニューヨーク旅行で、アメリカ人に大人気、ってことで行きたかったのが「一風堂/Ippudo」

残念ながら時間がなく行けなかったんだよね、って思ってたら、あらま、シドニーにオープンです。

場所は、シドニー中心部にあるウエストフィールド・ショッピングセンターのフードコート。

とは言っても、ちゃんと店舗になっていて、店内で食べられます。イメージとしては、デパートの最上階にある飲食街のお店、って感じ。

が、オープン当日(12月6日)に行ったら、もう凄い人で、待ち時間がかなりあったので、テイク・アウェイ。

って言っても、まわりはフードコートなので、テーブルも椅子もあって、すぐ食べられます。

オーダーしたのが「赤丸」に「玉子」をトッピング。

一口食べて…

日本の味!

まさに、日本で食べるラーメン!

うーん、シドニーもここまできたか、って感じ。

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ただね、トータル金額15ドル。これ、テイク・アウェイの値段で、店内で食べたら「赤丸」16ドルに「玉子」2ドルで、18ドル!

ひょえー、飲み物とかオーダーしたら、余裕で20ドル超え。

ちょっと、ランチの値段としては、ねぇ。

ま、シドニーでも一等地とも言える場所だし、食材の値段や、シドニーの物価を考えれば妥当かもしれないけど、自分としては「気軽なラーメン屋」って利用は無理な値段設定かな?

特にランチでは、ちょっと…

それから、玉子が半熟の味付き玉子ではなく、普通の固ゆでの味付き玉子だったのも残念だった。麺も、一応「固さは?」なんて聞いてくれたから、「固めで」って答えたけど、かなりやわらかい麺だった。

ま、オープン当日でかなりの混雑だったから、しょうがないかな?

もう少し落ち着いたら「白丸」、食べに行こうかな?(給料日後ね)

で、ある意味、その「一風堂/Ippudo」とは対極とも言えるラーメン屋が「てんこもり/Tenkomori」

あの焼肉の「れんが家」を経営するグループの最新店で、ほとんど「一風堂/Ippudo」と同時期にオープン。

すでに「めんや」というラーメン屋を2店舗展開していて、最近ではセルフ式のうどん屋「まっぺん」が大繁盛と、今やシドニーで一番勢いのある会社。

まるで、その「めんや」と「まっぺん」2つの店を合体させたような、セルフ式のラーメン屋。

カウンターでオーダーし、そのままトレイで移動して好きなトッピングを選んで最後に会計。

正直、ラーメンだけのオーダーなら、一風堂の半額どころか3分の1の値段!(とんこつレギュラーが4.90ドル)

で、今回オーダーしたのは、ラージサイズの「とんこつ焦がしにんにくラーメン」に「高菜ごはん」。

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これで9.10ドル。

味、量ともに、大満足です。

クセのないスープで、個人的には大好き!

高菜も、かなり辛みが効いていて、おいしかった!

ラーメンのすべてのメニューが、醤油、味噌、豚骨とスープが選べ、麺の量もレギュラーとラージから選べたり、これこそ「気軽にラーメン」って感じの店。

ちなみに、一番安いレギュラーの醤油ラーメンは3.90ドルです。(今の為替だと350円ぐらい)

って、こちらも当然のように大人気!かなりの行列です。

それもオージーが多く、やはり「ラーメン」が、広く市民権を持ったことを証明しているよう。

自分がシドニーに来た頃は、ほんと「ラーメン」なんてマイナーな食べ物だったのに、って感じ。

この対極の2つのラーメン屋、今後も注目です。


一風堂/Ippudo
Westfield Sydney, Level 5, Shop 5021, 188 Pitt St., Sydney
Ph 02 8078 7020

てんこもり/Tenkomori
Regent Place, Ground Floor, 501 George St., Sydney

by funnyfelix | 2012-12-19 20:41 | syd-eat