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シドニーのトイレ

シドニーのトイレ_a0030752_2059012.jpgシドニーに来て、ちょっと驚いたことの1つが、トイレ。いわゆる小便器と呼ばれている、男性用のトイレなんだけど、コレって日本ではあまり見ないタイプ。

壁につい立てみないなのがって、その上から水が流れてきて、下に堀がある。1つ1つ分かれてなくて横に長くステンレスの壁が続いているだけ。なんたが塀に向かって立ちションしてる感じ。

最近新しくできたトイレは、普通の個別の小便器になっているが、今でもパブとか公衆トイレなどはこのタイプのものが多い。

市内の中心、ジョージ・ストリートにある映画館のトイレは10メートル以上はある、大っきなもの。壁がすべてトイレ状態。こんなに大きな必要があるのか?って思えるほど。

ダーリング・ハーバーにある「home」というクラブは、このステンレスの部分がなんと鏡になってる!そう、隣の人のが横を向かなくても見えちゃうんです!さすがにちょっと勇気がいるので、そこでできなくて大きい方の個室に入ってしまう。

マルディグラのパーティーが行われる会場のトイレもこのタイプ。トイレはいつも混んでいて、人が横に1列に並んでいる感じ。そう、仕切りがないから、まさにすぐ横に人がいることになる…。なんだか「ハッテンしてください!」っていっているようなもの…。何時間も立っている人もいるらしい!

こちらのトイレで驚いたのは、この小便器だけではなく、トイレのきれいなこと。駅でも、屋外にある公衆トイレでも、ちゃんとトイレット・ペーパーはあるし、手荒いのシンクにはハンド・ソープがあり、ドライヤーもしくはペーパー・タオルも必ず常備されている。今まで、どのトイレに入っても「こんな汚いトイレ、入れません!トイレット・ペーパーありません!」ってことに遭遇したことは一度もない。日本の公衆トイレって、やたら汚いイメージがあったから、こちらのきれいさには本当びっくり!

トイレ話ついでに、もう1つ。

シドニーの中心にあるハイド・パーク。大きな公園だけど、ここにあった公衆トイレが、ハッテン・トイレで有名だった。古い石造りのトイレで、クラシカルなトイレだったらしい(残念ながら一度も行ったことがなかった…)。で、このトイレ、ある日立ち入り禁止となって(別に、事件があったわけではない)工事が始まったとおもったら、なんとこのトイレ、カフェとしてオープン!

元がトイレ、しかもハッテン・トイレだったところでみんながお茶してるって、なんだが不思議な感じ。もちろん、そのカフェには行ったことはない。行けないよ〜、元トイレ、それも何十年と使われたところでお茶したり、飯食ったりは、ヤッパできない!見た目は、いい感じだけどね。

ちなみに、このカフェ、セント・ジェームス駅の上、マーケット・ストリートの近くです。

by funnyfelix | 2004-11-14 20:58 | g-info