その5. 鎌倉・初夏の風に吹かれて

旅行計画中に日本のガイドブック(英語のやつね)を見ていたJoeが興味を持ったのが、鎌倉。

東京には何度も行ってるけど、鎌倉まで足を伸ばしたことはなく、今回は「JRパス」もあるし、ってことで日帰りで行ってきました。

って、北鎌倉。

ローカル・ムード溢れる北鎌倉の駅で下りて、「円覚寺」へ。

まさに季節は初夏で、青空の中、新緑の緑に囲まれたお寺。

けっこう広く、歩き回っていると汗ばむほど…

が、そこにまさに涼風とよべる、爽やかな風がTシャツの中をくぐってゆく。


この気持ちよさ…


シドニーが好きな理由に、カラっとした空気など天気の良さがあるんだけど、それはこの日本の初夏の気候が好きなことと関係があると思う。

日本の初夏は「初夏だっ!って思ったら、すぐ梅雨に入って、その後は酷暑」と、その期間はあまりに短い。

でも、シドニーでは、その気持ちのよい気候を半年ぐらいは楽しめる。

今回、そのベストと言える時期に帰国でき、目に染みるような緑を前に、一見、シドニーと同じような涼風だけど、この短いからこそ感じられる“希少な幸福感”を感じてしまって、何とも言えない気持ちになりました。

あまり四季の変化のないシドニー、穏やかで過ごしやすく(って、意外と冬が寒かったり…)大好きだけど、四季の移り変わりがはっきりして、こうして「四季」と隣り合わせで暮らしてゆく日本。

やっぱ、日本、いい。

生まれて育った国だもんね。

なんだかこの爽やかな風は、日本での初夏の思い出だけでなく、同時にシドニーの思い出をも蘇らせてくれて、不思議な体験になりました。

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「円覚寺」の後は、あじさいで有名な「明月院」へ。

って、あじさいの時期には、ちょっと早かったけど、こちらも艶やかな緑の中を散策できました。

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その後は、鎌倉まで移動してランチ。

が、表通りは修学旅行時期なのか、高校生などでかなり賑やか…

先ほどのお寺の「凛」とした雰囲気とは大違い。

で、ちょっと路地に入ったレストラン…と言うより「食堂」って感じのお店へ…

「お二階へ」ってことで、靴を脱いで畳敷きの部屋、と言うより「宴会場」って感じの席へ…

正面にはカラオケの大きな機械、ガラス箱の日本人形、なぜか兜が飾ってあったりして、まさに「昭和」へタイムスリップ!

さらに、ちょっと遅めのランチ、ってこともあってか、お客は自分たち2人だけ…

正直、確かにひっそりしていいんだけど…

失敗?

いえいえ!大成功!

ここ、今回の帰国の中でも、先日の居酒屋に続く大ヒット!

定食を頼んだんだけど、なんと「生しらす」!

はっきり言って、自分、初めて食べました!「生しらす」!

生姜醤油で食べるんだけど、生臭くなくサッパリ、で、ほんのり甘い、って感じ。

でね、その他の品も、「食堂」じゃなく、「料亭」って呼べるほどの美味しさで…

極めが… 「ご飯」!

なんだか「!」ばかりですが、ここの「ご飯!」、これまた正直言って、今回の旅行の中の「ベストご飯!」でした。

もう米粒の1つ1つがプックリして、しかも輝いている。

って、自分が言い出す前に「外国人」であるJoeが、「このご飯、うまい!」って言ったほど。

もちろん、おかわりしましたよー

「失敗?」なんて思ってすみません、って感じ。

帰りにお勘定した時に「シドニーから来たんですよー」なんて話してたら、わざわざ旦那さん(シェフですね)を呼んでくれて、美味しかった食事のお礼を伝えることがきました。

ちなみに、Joeから「なんで、お前は、こんなご飯が炊けないんだ?」とか言われ、シェフに直接聞いたんですが「お米はね、毎日…」って言いかけた時に、突然Joeが別の質問してきて、人間翻訳機になっていた自分は、答えを聞く前に別の質問しちゃったんですね。

なので、美味しいご飯の秘密を聞き逃してしまいました…

また、次の帰国の時に聞いてきます!

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日本旅行記2010
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by funnyfelix | 2010-07-05 22:13 | long trip