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お待たせ!マルディグラ・パレード・レポート/MG10

ずいぶん日にちが経ってしまいましたが2010年度のマルディグラのパレード・レポートです!

今回は、なんと日本を代表するゲイ雑誌「G-men」さんより声をかけてもらい、パレードの写真を撮影することになりました!

その模様は、3月21日に発売になった「G-men」5月号に掲載されていますので、そちらで!



って、シドニー在住の方など、簡単には手に入らないし…って人のため、「G-men」さんに特別にブログへ写真の掲載をお願いしました。



で、快諾していただきました!さすが「G-men」さん、太っ腹です!

本当にありがとうございます。



まず、32回目となる今年のパレードですが、3月6日に行われ、パレード参加者は約10,000人、フロートの数は135!

昨年との違いは、スタート地点がハイド・パークから、オックスフォード・ストリートに入ったところへとズレたこと。

これは、昨年ハイド・パーク辺りに酔っぱらいが多く、いろいろと騒ぎを起こしていたことを考慮して、ハイド・パークに人が集まらないようにしたため。

フロートの待機場所も変更となり、昨年までは、ハイド・パークからスタート前のパレード参加者を見ようと多くの人が集まるのですが、今年は一般の人はプレ・パレードで盛り上がる参加者すべてを見ることはできませんでした。

で、レポートです!

まずは出発前。

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待機場所では、最後のダンスの確認をするフロートや、もうパレードが始まったかのようにテンションの上がっていろ人などなど、パレード参加者の交流の場所ともなっていて、この雰囲気はパレードに参加する人しか分からないアット・ホームなもの。

参加者もそうなんですが、それを撮影するメディアのカメラマンも、ムッチッリ系のお兄ちゃんとか、シブいオヤジ系の人がいて、思わず「撮影していいですか?」って聞いたら「もちろん!」ってニッコリ微笑んでくれて、この場所全体がハッピーな空気に包まれているよう。

で、一番目についたのが、毎年大好きなフロートの1つ「ハーバー・シティー・ベアーズ」

旗を振りながらの行進で、その振り付けの練習をしてたんだけど、白のレスリング・ユニフォームのような水着を着ていて(どう見ても、下着は付けていないようで)ある意味今回のパレードで一番エッチな衣装だったかも?

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で、パレードですが、いつものごとくレズビアンのバイク集団「Dykes on Bikes」でスタート!

その後は、今年のパレードのチーフを務めるニューヨークのトランスセクシャル、アマンダ・ルポール/Amanda Leporeがオープン・カーで登場!

ほんとに透き通るような肌です!

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そして、アボリジニのグループ、シドニー市の女性市長のクローバー・ムーア、先日紹介したACONの25周年を祝うフロート、消防士さん、警察官、大手銀行のANZ、ゲイのラグビー・チーム、レザーのコミュニティ、タロンガ動物園…

もうなんせ135のフロート、1つ1つ紹介はできないんですが、政治的なメッセージから、お祭り気分を盛り上げるノリノリのフロートなど、ほんとオーストラリアのゲイやレズビアンのコミュニティーの大きさを感じられるパレード。

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毎年のことですが、この大歓声の中に立っていると泣きたい気分に…

自分がゲイに生まれてきて「よかった」と思える瞬間です。

写真だけではなかなか伝わらないけど、パレード参加者だけでなく、沿道の人たちの盛り上がりも凄いもの!

やはり、ぜひ1度はこの熱気や大歓声、体験してみてください。

3月21日に発売になった「G-men」5月号には大特集されていて、自分の撮影した写真とともに、さらに詳しく紹介されています。

そちらもご覧になってください!

「G-men」ですが、サイトからの購入も可能で、海外発送もOKです。詳しくはコチラで!

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by funnyfelix | 2010-03-22 21:26 | Mardi Gras 10