その34 フートン散策
バーで一休みした後は、友達の「お宅拝見」!
ってことで、彼女の住む、胡同(フートン)へ!
この「胡同」、昔ながらの住宅地で路地の中に平屋の集合住宅がビッシリ!
しかも、トイレを持っている住宅が少ないため、あちこちに共同トイレがあり、迷路のような路地を歩いていると、昔へタイム・スリップしたみたい。
何かほんとに「懐かしい」…
香港は、自分の記憶の中の懐かしさだけど、胡同はもっと昔の、体に感じる懐かしさ。
「胡同」を歩いていると、自分がどんどん小さくなっていって、ヨチヨチ歩きしてるくらいの自分になって、路地の影から母親が出てきそうな雰囲気。
まだ自分の記憶があるかないかの昭和の日本、って感じかな?
車とかも通っているけど、まさに「道路」じゃなくて「道」
生活の場、としての「道」、って感じ?
近所の人が立ち話してたり、将棋みたいなゲームをしていたり…
で、友達の家。
やはりオージーだけあって、中国テイストを取り入れた「洋式」って感じで、北京ライフを楽しんでいる様子が伝わってくるよう。
ちょっとした中庭があって、たまにそこで本を読んでいるそう。
香港にも、上海にも住んだけど、このゆったり感は北京ならでは。人々もリラックスしてるし、親切だよ、って。
確かに香港からやって来ると、時間の進みがゆっくりになったような錯覚に陥る。
ま、「胡同」って場所がそう感じさせてるのかもしれないけど、自分の中のアジアの血からくる心地よさみたいなものを十分感じた。
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by funnyfelix | 2009-06-13 21:19 | ASIA GAZE