パンが主役です!/Brasserie Bread
キングス・クロスにある有名レストラン「ベイズウォーター・ブラッセリー」を1982年にオープンさせたトニー・パパス/Tony Papas
そして1989年からそのレストランに加わったのが、マイケル・クラウセン/Michael Klausen
このトニーとマイケル、2人が信じていたのが「レストランは美味しいパンがないことにははじまらない!」ということ
シドニーってパンの種類はすっごく多いけど、でも、すっごく美味しいといえるパンは意外と少ない…
そこで、トニーが以前勤めていたサンフランシスコの自然発酵によるパン屋さんのレシピをもとに、レストランで提供するオーガニックのサワードゥ・ブレッドを作りはじめた
全くの手抜きをしない彼らのサワードゥ・ブレッドは評判になり、レストランで本格的にパンを焼き始める
で、ついにボタニー湾に近い古い倉庫でベーカリーをオープンしてしまった!
そこで作られたバンや、ケーキは、現在200店以上のシドニーでもトップ・クラスのレストランやホテル、カフェなどで使われているそう
2006年からは、そのベーカリーにカフェを併設し、地元新聞のシドニー・モーニング・ヘラルドでベスト・カフェの1つに選ばれる!
と、前置きが長くなったけど、12年ものの天然酵母を使い、3日もかけて作られるサワードゥ・ブレッドが有名な「ブラッセリー・ブレッド・カフェ/Brasserie Bread Cafe」に行ってきました!
場所はボタニー、そう、シドニー空港近く。でも、目の前がゴルフ場で、まわりにはなにもなく、目の前の道は大型トラックがビュンビュン!
しかも、外観はいかにも古い倉庫で、ほんとにコレがベスト・カフェ???って感じだけど、カフェの中に入ると、天井が高く、オサレな雰囲気!
横の窓からは、となりでパンを焼いているのが見えます!
で、オーダーしたのがシグニチャー・ディッシュの1つである「マッシュルームとリコッタのブルシェッタ/Mushroom & Ricotta Bruschetta」
普通ブルシェッタって、パンの上にバジル、モッツァレラ・チーズ、そしてトマトとタマネギの刻んだものが乗ってるけど、ここは違います!
スライスしたサワードゥ・ブレッドに、リコッタ・チーズが一面にぬられ、そして巨大なローストしたマッシュルームがドーン!そのマッシュルームの上にはエキストラ・バージン・オリーブ・オイルで作られたバジル・オイルがっ!
これね、10ドルもするんだけど、ウッマー!
マッシュルームが歯ごたえはあるんだけど、ジューシー!その甘さと、サワードゥの酸味、そしてバジルの香りがして、マッシュルーム好きの自分、大大大満足!
ドリンクはラテをオーダーしたけど、これもちゃんと模様入りで、気合いを入れまくって作ったラテ!
ほんとに「こんなところに、こんなカフェがっ!」って、ハァ~、シドニーのカフェ文化、奥が深いです。
あっ、もちろん家で食べらるように、サワードゥなどパンや、焼き菓子もカフェで買ってお持ち帰りも可。
で、毎週土曜日には、お子様を対象としたベーキング・クラスもあります!(無料!焼いたパン2個付き!要予約)
ここも、他のカフェ同様、夕方前には閉まってしまうので注意!(月~金/3時まで、土/2時まで、日休)
Brasserie Bread
1737 Botany Rd., Banksmeadow
Ph 02 9666 6845
by funnyfelix | 2008-04-04 21:18 | syd-eat