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その3 DAY2 ブルー・マウンテン

次の日の朝、日本で言う「高原の朝」って感じで、きのうの暑さがウソのよう!

ちょっと早起きして、気持ちのいい空気の中、近所を散歩。

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このB&Bのあるルーラという街は、ブルー・マウンテン/The Blue Mountainsの中心のカトゥーンバ/Katoombaより、1つ手前の街。アンティーク・ショップや、自分が来たら必ず寄る眺めのいいカフェなどがある短い通りだけど、これまた女の子が目をキラキラしそうな可愛い街。

で、散歩の後は朝食!

ハイ、自分たちで作る朝食です。って、これがハムとチーズのオムレツに、フルーツのコンポート添えヨーグルト、トースト、ミルク・ティーにオレンジ・ジュースというメニューなんだけど、このオムレツ、キッチンに備え付けてあるオムレツ・メーカーで作る!

このオムレツ・メーカーが凄い!玉子を溶いてハムやチーズと一緒に流し込むだけ!

これで、フックラ!アツアツ!のオムレツが完成!

テーブルにはすでに食器がセッティングされているので、朝食を作る、ってほどの手間ではない。

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ゆっくりと朝飯を食べた後は、オーナーからブルー・マウンテンの秘密のスポットを教えてもらい、チェック・アウト。とはいっても、オーナーの心遣いで、荷物は預かってもらえることになったので、パッキングだけしてブルー・マウンテンへ!

まずは、このB&Bの近くにあるスポットへ向かった。

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このブルー・マウンテンと呼ばれるエリア、そのほとんどが国立公園に指定されている。ユーカリの木から蒸発するオイル分が、日のひかりに反射して、山々が青く見えることから、この名がついた。(日本語ではブルー・マウンテンだけど、英語ではThe Blue Mountains。そう複数形。だから1つの山を指す訳ではありません。青色の山々です!)

雰囲気で言うと、アメリカのグランドキャニオンを、緑で覆って、青いモヤを足した感じ。(アメリカほど広大ではないけど…)

ルック・アウトと呼ばれる展望台がいくつもあり、そこから変化に富んだ風景を楽しむ。また、ブッシュ・ウォーキングのコースも数多くあり、ファミリ−向けから上級者向けまで、自然を思いっきり楽しめる!

いくつかの展望台は、駐車場から距離があるものもあり、両親はちょっとつらそうだった。

でも、展望台について、その眺めを見ると歓声をあげていた!

その後は、昨夜連れていったスリー・シスターズ/Three Sistersへ。

やはり、夜とは随分違います!

ここは、観光のメイン・スポットってことで、観光バスがガンガン停まって、大勢の人で賑わっている。

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その後は、さらにブルー・マウンテンで外せないアトラクションへ!って、実は、Joeにお願いして、次のアトラクション「シィーニック・ワールド/Scenic World」まで車を運転してもらい、自分たちはスリー・シスターズから、シィーニック・ワールドの起点となる駅までブッシュ・ウォーキングをする予定だった。激しいアップ・ダウンもなかったけど、やはり両親が疲れないないかと心配で、結局ブッシュ・ウォーキングは諦め、車で向かった。

「シィーニック・ワールド」と呼ばれるアトラクションは、スカイ・ウェイ、レイル・ウェイ、ケーブル・ウェイ、ウォーク・ウェイの4つ。

スカイ・ウェイは、渓谷の間、高さ300メートルを横切るロープーウェイのようなもの。昔は、途中で止まって、また引き返してくるものだったけど、新しくなって両サイドに駅舎ができて往復できるようになった。でも、今回はコレはパス。

やはりココでは、レイル・ウェイ!

昔、石炭を運ぶために作られたトロッコ列車で、207メートルの標高差を一気に下っていくもの。最大傾斜は52度で、まるで谷底に落ちていくよう。

って、ディズニーランドとか、最新のアトラクションを体験している日本人からすれば「フーン!」って程度だけど、レトロな雰囲気やシートベルトもない、いかにもオ−ジ−的なトロッコ列車は、意外と楽しめる!

で、下った後は、ウォーク・ウェイという遊歩道があり、昔の石炭を採掘していたころの説明や展示、遊歩道から見える植物の説明などがある。

そして帰りはケーブル・ウェイという、ロープーウェイで戻ってくる。

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以前来た時は、まだウォーク・ウェイも、ケーブル・ウェイも出来てなくて、同じトロッコ列車で戻ってきた。もちろん足に自信があれば、ブッシュ・ウォーキング(って言うか、ほとんど階段!)で戻ってくることも可。

ここで残念だったのは、植物についての説明が英語オンリーだったこと。自分で分る範囲で家族には説明したけど、落雷の後の木とか興味深い内容だったので、いくつかの言語で表記すればいいのに。

その後は、ブラックヒース/Blackheathへ移動。

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ここは、スリー・シスターズとは反対側のブルー・マウンテンが見渡せて、自分が一番好きなポイント。オーナーに教えてもらった秘密のポイントも、このブラックヒース・サイドにあったけど、残念ながら通行止めで行くことができなかった。そう、もう毎年のようだけど、雨が降らなく、ブッシュ・ファイアーの危険性が高いため、いくつかの道が通行止めになっていた。

ブラックヒースも、小さな街で、ここではまたまたオーナーに教えてもらったカフェでランチ。

イカのフライが乗ったサラダがお薦めだそう!で、美味しかったです!カリカリに揚がったアツアツのフライと、サラダのシャキシャキ感!

Joeは、サンドイッチをオーダーしたけど、顎が外れそうなサイズ!

飲み物はミックス・フレッシュ・ジュース。って、こちらでは当たり前のジンジャー入り!自分はショウガのサッパリ感が好きだけど、家族にはちょっと不評だった。

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ブラックヒースでも、メインの見晴らし台には問題なく行けて、そこを見た後、ウェントワース・ホールズ/Wentworth Fallsへ!

そう名前のごとく滝です!

ここも、駐車場から、その滝が見渡せる展望台までは、けっこうな道のり。

さらに滝つぼまで降りていけて、途中に素晴らしい景色も広がるけど、さすがに両親に子供は無理。残念だけど、展望台までで我慢。

過去に2回、このウェントワース・ホールズでブッシュ・ウォーキングをしたことがあるけど、体力に自信があればお薦め!5時間ぐらいかけて、滝の下まで下りていき、駐車場とは反対側に戻ってくるコース。マップと、水は必需品だけど、下から見上げる滝や、うっそうとした木々の中を歩くのは、忘れられない思い出になるはず。

って、ここでも雨が少ないのか、滝の水がほとんどない!シドニーに住んでいると「水不足」っていまいち実感がないけど、こうして以前ゴウゴウと水が流れていた滝に、チョロチョロとしか水が流れてないのを見ると、やはり心配になる…。

ウェントワース・ホールズを後にしたのは4時ごろ。そう、今晩はシティーのサービス・アパートメントに移動なので、ぼちぼちブルー・マウンテンを出発しなくてはならない。

荷物をB&Bへピック・アップするついでに、できればルーラの街のお気に入りカフェでデボンシャー・ティーでも、って思ってた自分は、Joeからの「時計を見ろ!」の一言で却下!まあ、まだ2日目だから、またデボンシャー・ティーをいただく機会はありそうだったので、今回は諦めて、一路シドニーへ!

ウ〜ン、家族で観光、ってことになるとヤッパ、時間が想像以上にかかる。自分のペースでついつい計算してしまうので、そのペースで予定をたてると最後は、結局、バタバタとなってしまうか、タイム・オーバーで何かを諦めることになる。特に、ルーラの街は好きなので、家族にもっとゆっくり見せてあげたかった。

なんてことを思ってるうちにシドニーへ!(車で、約1時間半ほど)

で、例のサービス・アパートメント。実は、心配になって、家族が来る前に下見に行ってる…。部屋までは見なかったけど(どこの部屋になるかなんて分らないし)、場所の確認とロビーの雰囲気を見るため。まあ、特に問題はなさそうだった。

当日のチェック・インも問題なく終わって、渡された鍵は「15××」となっていた。そっかー、15階かー!って思って、フロントに「じゃ、エレベーターで、15階へ?」って聞いたら「24階です」って!

エレベーターに乗ると、ボタンは24階まで!そう、トップ・フロアー!

高速エレベーターで、あっと言う間に24階へ!

で、部屋に入ってみると…

フル・キッチンに乾燥機付きのランドリー・ルーム、リビングからはダーリング・ハーバーが一望!

えっ、ベッド・ルームは?って思ったら、階段を発見!そうメゾネット!

階段を上がると、ベッド・ルームが2つ。で、バス・トイレも2つ!しかも、バス・ルームは、バス・タブだけじゃなく、シャワー・ブースも!

凄い!って思ったら、まだ階段が…。

そこを上がると…。

ダーリング・ハーバーが見渡せる屋上には、でっかいジャグジーが!!!!しかも、シングル・ベッドと机が置かれたスタディー・ルームも!!!

これって、ペント・ハウス?そう、ペント・ハウス!

長期(とは言っても5日)滞在だったから、部屋をアップ・グレードしてくれたのか、よくわからないけど、とにかくラッキー!

心配していただけに、本当に嬉しかった!

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「凄い!」を連発しながらも、けっこう遅くなったので今晩の夕食を決めなくてはなくてはならず、Joeと相談。

この辺りはレストランも少ないので、子供連れでも気軽に入れるレストランがあるところ、ってことでニュータウンに決定!

最近お気に入りのベトナム・レストランがあるので、そこに行くつもりが、あいにく満席で、別のベトナム・レストランへ。

大好きなベトナミーズ・パンケーキ(カリカリの卵焼きにエビやモヤシが挟まれて、ハーブや野菜と一緒に食べるもの。どこのベトナミーズに行っても、前菜はコレ!)に、イカ飯みたいな、詰め物もあったので、それもオーダー。

やはり、ご飯に箸、ってことで落ち着くみたい。激ウマ!ってほどではないけど、ベトナム料理、両親は初めてみたいで、それなりに喜んでいた。

で、せっかくキッチンのあるホテルだから、ってことで帰りにスーパーで、朝飯用のパンや玉子を買って、2日目終了!

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by funnyfelix | 2007-02-05 22:40 | syd-see