Retail Therapy/Mardi Gras 06
ちょっとニュージーの旅行記は後にして、時間がなくてアップできなかった、今年のマルディグラのレポートを続きで。
去年も紹介した「Retail Therapy」、今年も2月25日の土曜日にオックスフォード・ストリートで行われました。
「Retail Therapy」って何?って人は昨年のレポートを読んでください。
で、今年のこのイベント、「フェア・デー」に続き、これまた天気に恵まれ大成功!
中心はテイラー・スクエアー、「オックフォード・ホテル」の向かいにメイン・ステージが組まれて、大勢の人たちが集まって、ドラァグ・クイーンのショーを楽しんでいた。
通りの各ゲイ・バーの前でもそれぞれステージが組まれてショーが行われて、オックスフォード・ストリートはドラァグ・クイーンの人たちがウヨウヨ!
ショップでも、水着姿のお兄ちゃんがウヨウヨ!
通りに面してドラァグ・クイーンのショーを行っているので、ドラァグ・クイーンが車のドライバーに投げキッスしたり、逆にバスの乗客は、窓を開けて歓声を送ってきたり、まるで通り全体がパーティーのよう。
各ゲイ・バーではショーの他に抽選会を行ったり、いろいろなイベントが行われていた。
面白かったのは「オックフォード・ホテル」で行われていたボール投げ!
アメリカ映画で見るような、小さなプールの上にドラァグ・クイーンが腰掛けて、その前にある的にボールを投げて、それが当たると、ドラァグ・クイーンは水の中へドボン、っていうもの。
的がけっこう小さくて「コリャ、当たんないナ」なんて思って見てたけど、けっこう当たってた!
そんなわけで、このところ、ちょっと盛り下がってたイベントだったど、今年は人も多く、あのマルディグラ前のワクワクした雰囲気が十分楽しめた。
全体的に見て、ゲイやレズビアンの人ってより、一般のストレートの人や観光客の人が目立ったけど、楽しかった!
この「Retail Therapy」を運営しているのがBobby Goldsmith Foundationという団体。
HIV/エイズに対するサポートとサービスを20年近く行ってきて、シドニーでは有名な存在。
だからこの日、通りには募金用のバケツを持ったボランティアの人もいっぱいいて募金を呼び掛けていた。
いつものことで、募金をすると胸に小さなシールを貼ってくれる。
通りを歩くゲイやレズビアンの人はほとんど全員が募金してたのだけど、ストレートの人はあまり関心がなかったよう。
ちょうどドラァグ・クイーンのショーを見ていた時、前にいたストレートのヨーロッパ系の観光客のグループ。大笑いしながらショーを見て、写真をいっぱい撮ってはしゃいでいたのに、募金のお兄さんが募金をお願いすると、プイッて横を向いてしまった!
まあ、一般の人にとってはただのお祭りのように思うかもしれないけど、このイベント主旨、もう少し理解してもいいのに…。
10ドルや20ドル払え!なんて言ってるわけではなく、ポケットにある小銭を募金すればいいだけなのに…。
頑として募金をしなかった彼らを見て、ちょっと悲しい気分になってしまった。
by funnyfelix | 2006-03-24 18:57 | Mardi Gras 06