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オーストラリア産・太鼓グループ「TaikOz」

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日本でも演奏を行っている、オーストラリアの和太鼓を演奏するグループ「TaikOz」。

そう「Taiko+OZ」で「タイコズ」!

彼らのコンサートは、過去2回、シドニー・シンフォニーとの共演、それから同じく和太鼓奏者の林英哲と共演したコンサートをオペラ・ハウスに見に行ってる。

で、先々週になるんだけど、その「TaikOz」が木琴(マリンバ)・サバールと呼ばれる西アフリカの太鼓などの演奏者Timothy Constableをゲストに向かえ、Sydney Conservatorium of Musicで行われたコンサートに行ってきた!

今回は大きな会場ではなく、チケットはすべてソールド・アウト!って言うか、オペラ・ハウスでもソールド・アウトになるほどの人気!

太鼓ってシンプルな打楽器。だから、誰にも理解できるし、お腹に響く音で、毎回コンサートは異常なぐらい盛り上がる。

お客さんはほとんどがオージー。でも、その彼らが「お祭り」のリズムで盛り上がっているを見るのは、日本人として面白い!

今回はいきなり「木曽のなかのりさ〜ん、木曽の御岳山はなんじゃらほい♪」って歌い出してビックリ!太鼓だけじゃなくて、歌も(それも日本語で)唄うなんて!

その後は、木琴(マリンバ)との共演などになるんだけど、やっぱこの最初の曲のように、日本人としては日本の曲の方が和太鼓としっくり合って好き。

でも、木琴って片手に2本、両手で4つのバチを使って演奏するんだけど、見ていておもしろい!その後のサバールも、乾いた音がして、素手で叩く、ってのも太鼓とは違っておもしろかった。

この「TaikOz」、もちろん純粋な和太鼓の演奏もするのだが、今回のように、意欲的に他の打楽器奏者と共演したり、和太鼓だけに留まらない新しいことに挑戦していく姿は、さすが海外で結成された和太鼓グループだと思う。

こちらに来てから日本では行ったことのなかったような和太鼓や、人形浄瑠璃なんかのイベントによく行ってる。Joeに少しでも日本の文化みたいなものに触れて欲しい、って思うのと同時に、自分でも海外で生活してるからこそ、日本的なものにより以上惹かれるのかもしれない。

それにしても、和太鼓って全身、特に腕と肩の筋肉を使うものだから、演奏者はみんな筋肉質!まるで、筋肉の模型のように、1つひとつの筋肉がはっきりと分かる!しかもライテイングが、その筋肉を浮き立たせるようにされていたため、ほんと凄かった!

女性の演奏者もいたけど、彼女もバランスのとれた体つきで、「太鼓ダイエット」なんて考えたら流行りそう…。

by funnyfelix | 2005-07-06 10:06 | syd-event